柏原紹介

柏原地域は米原市の東南周辺部。
と言うことは、滋賀県の、近畿地方の周辺部?
でも、ここは古代から交通の要衝で、東西文化の分岐点。
けっこう面白い土地柄なんです。

みなさんは、朝日放送の長寿、いやお化け番組『探偵ナイトスクープ!』をご覧になっていますか?
いまから20数年前、「アホとバカの区分はどこか」という質問に北野誠探偵がレポートし、このあたりを取材しています。
滋賀県の長久寺では、京都の影響から「アホ」、一歩岐阜県関ヶ原町の今須に入ると、なんと「タワケ」と言います。


左の写真を見てください。旧中山道を横切る滋賀と岐阜の県境は50センチの溝川。ひょいと、一跨ぎできるのです。この反対側は民家が仲良く立ち並んでいます。
源義経を追う静御前がここで家来に再会したという伝説も残っていますが、いずれまた。
ともかく、県境マニア(そんな人いるのかな)にとっては、ここはまさしく「聖地」なのです。

ことば文化だけではありません。食文化も面白さいっぱい。
お正月のお雑煮については滋賀は関西の「丸餅」、岐阜は関東風の「角餅」。 青ネギと白ネギ、うどんとそばなどなど東西の違いは明らか。日清食品のカップめん「きつねどん兵衛」も、この地域でふたつの味に分かれています。
面白い土地柄と言ったワケがわかっていただけましたか。それでは、私たちはびろネットの活動をご覧ください。


「はびろ」って何?

はびろは葉広と書き、柏の葉っぱのこと。
柏原の古名で、柏原地域全体がはびろの里と呼ばれています。
地域住民なら誰もが知っている言葉で、柏原小・中学校の校歌にもちゃんと歌われています。
「はびろの里の朝空に きょうも希望の日がのぼる みんな仲よくかたくんで 強く正しくはげむのだ」(柏原小学校)
「葉広の里の 豊かなる 恵みに生気 あふれつつ 高き理想を うちたてん 我等中学 柏原」(柏原中学校)


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